髪や肌のお手入れや、調理時の油として、甑島で古くから人々の生活を支えてきた椿油。下甑島の青瀬地区で活動する「青瀬地区コミュニティ協議会」では、椿油づくりの技術を受け継ぎ、今の暮らしに役立つ商品づくりに取り組んでいます。自生するヤブツバキから良質な実だけを厳選して集め、ひとつひとつ丁寧に絞っています。
「甑島の椿油」は、椿実からわずかしか採れない一番搾りのみ使用。通常は加熱するところ、成分を壊さないように非加熱で抽出するコールドプレス製法を採用しています。
実際に使ってみると、椿油の香りは控えめ。さらっとした質感で、するすると髪や肌に馴染みます。乾燥でごわついた髪は、しっとりとして艶が生まれたような気がしました。頭から足先まで全身の保湿に使えるので、シンプルに暮らしたい方にもぴったりです。
食用としても使えるので、料理にも活用してみてください。30mlという持ち運びしやすいサイズなので、アウトドアシーンでもおすすめです。