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みしまの筍ですよ!豚みそ

鹿児島の暮らしに根づく「豚みそ」

鹿児島では、昔から多くの家庭で豚を飼い、食卓を支えてきました。特に離島では、貴重なたんぱく源として豚を育て、肉を味噌で炊き込んだ「豚みそ」を保存食として受け継いできた歴史があります。今回お届けするのは、その鹿児島の郷土料理「豚みそ」に、竹島の特産「大名筍」を合わせた特別な一品です。

大名しか食べられなかった筍「大名筍」

その「大名筍」が育つのは、鹿児島県・三島村の竹島。人口わずか50人、見渡す限り大名竹が広がる小さな島です。ここで育つ「大名筍」は、その昔“大名しか食べられなかった”とも伝えられる希少な筍。通常の筍はアク抜きが欠かせませんが、大名筍はアクが少なく、そのままシャキシャキとした歯ごたえとやさしい甘みを楽しむことができます。島の人たちも「やっぱりこの筍がいちばん」と口を揃えて言うほどです。

収穫できるのは5月上旬からわずか1か月ほど。掘りに行くのは島民たった5〜6人の有志メンバー。朝から筍を掘り、仕分けや出荷をする作業は大変ですが、汗をかきながらも笑い合う光景には、島ならではのあたたかさがあります。筍をきっかけに世代を超えた交流が生まれ、島の産業や暮らしを未来へつなぐ力になっています。

ごはんがすすむ、特別な瓶詰め

そんな大名筍をぜいたくに使い、甘辛い味噌と合わせたのが、「大名筍の豚みそ」実際に食べてみると、まず感じるのは甘くてやさしい味わい。筍の味は控えめながらも、シャキッとした歯ごたえがアクセントになり、味噌のコクと豚肉の旨みを引き立ててくれます。私も試食のとき、思わず「ごはんおかわりしたい!」と言ってしまったほど。あつあつのご飯にのせれば箸が止まらず、おにぎりの具や焼酎のおともにもぴったりです。

かつて大名様しか食べられなかったといわれる特別な筍と、鹿児島に根づいた豚みそ。その出会いから生まれた「大名筍の豚みそ」、島の歴史とぎゅっと詰まった瓶詰めを、ぜひご家庭でお楽しみください。

販売元:NPO法人みしまですよ 内容量:120g

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